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神無月

 日本列島を縦断して行った大型台風24号。
 関東地方では猛烈な暴風雨の襲来が真夜中から未明の時間帯でしたので、
 眠れなかった方も多かったのではないでしょうか。

 皆様、如何お過ごしでしょうか。
 さっそく今回の1枚目から。

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 一の鳥居

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 干された稲わら

 まずは、10月2日に奉納された八幡神社一の鳥居の七五三縄です。
 前回のブログで、神社の世話人の方や稲わらのことについて話題にしましたが、
 その稲わらで作り上げたのが写真の七五三縄です。
 2枚目の写真は、神社の脇の杉の木の間に設けられた稲わらの干し場。
 木と木の間に紐を結び渡し、そこに稲わらを逆さに架けて干しています。
 稲わらの丈は優に150センチはあり、ご覧の様にまだ青みが残っています。
 これからまた、新たに近在の神社の分も作る予定と聞いております。

 さて、お待たせ致しました。制作の現状報告です。

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 設置台の描き込み           頭部への桜の型押し
(しゃれこうべに桜の型押し)

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 腕にも同様に             仮設置

 IMGP6622.jpg  IMGP6632.jpg
 横からの撮影           別に造っておいた眼を入れる
                  (眼は銀箔に彩色)

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 眼なしのアップ            眼入れのアップ

 制作はこれから先、桜の花の描き込み、眼の仕上げ、また、背景の画面の
 描画へと入ります。

 締めくくりに、現在制作中のこの作品「ねがはくは」(題名)の展示について
 お知らせを。

 IMG_20181007_0001.jpg

 昨年に引き続き特別招待作家として上記の展覧会に出品致します。
 深まりゆく秋の中、上野公園へ散策がてら是非ご高覧いただきます様
 よろしくお願い致します。
 制作は、背景画を含めこれから追い込みに入ります。
 会場ではどの様な作品に仕上がっておりますか、どうぞお楽しみに。

 我が家の山椒の実がオレンジ色になって参りました。

 「実山椒色づく程の辛さかな」  脩巳

 以上、今回はこれまで。皆様、ご自愛下さい。
 ごきげんよろしゅう。
 では、また次回。


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古への…

 日本列島を縦断して行った台風の爪痕のなまなましさもそのままに、
 又々北海道を地震が襲いました。
 今年は日本列島の北から南まで大惨事に見舞われております。
 伝えられる新たな情報に心が痛みます。心よりお見舞い申し上げます。
 そうした中、関東は厳しい残暑が戻って来ました。
 皆様いかがお過ごしでしょうか。

 本日の1枚目は7月のブログでご紹介した古代米の稲の最近の様子から。

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 栽培者との撮影

 だいぶ丈が伸びてご覧の様に人間の背丈に迫る成長ぶりです。
 常日頃離れた所から見ていたたためまったく気付かず、これにはビックリ!
 現代の稲とは明らかに別物ですね。

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 赤い出穂

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 実る前の穂(穂の長さは24~5センチ)

 1枚目の写真の方は近くの神社のお世話をなさっており、この古代の稲も
 栽培されています。
 許可を得て撮影させていただきました。
 この方の身長が160センチ以上ですから、稲の丈は優に150センチは
 あろうかと思います。
 2枚目は赤い穂が出揃った様子。3枚目はその穂の現状(乾燥)です。
 穂はまだ実ってはいませんが、籾には3~5センチの長い針の様な毛が
 あります。
 古代米の赤米だそうで、ご覧の様に穂が赤紫色です。
 神社の七五三縄用に早刈りをしたとのことです。
 ご本人曰く、元々丈が高くなる品種で、七五三縄用の稲わらにはこの穂は
 必要ないので、当初、穂が出るギリギリまで丈を伸ばして早刈りをする予定
 だったそうです。
 ところが、稲の穂先がチラッと見えたら、あれよあれよと言う間に赤い穂に
 覆われたので、急ぎ刈り取ったとのこと。
 穂は切り落として、稲わらを青い色のまま乾燥させるそうです。
 それにしても稲の丈の長さにはビックリですね。

 さて、お待たせ致しました。制作状況へ参りましょう。

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 台の和紙貼り準備(下貼り)      和紙を貼り込む
 
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 下貼り終了。この上から本紙を貼る。

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 手・腕に胡粉を塗る(4~5回)    サンドペーパーによる研磨
 
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 胡粉+アクリル顔料で吹き付け・薄い吹き付けを10回以上(手・腕も同様)

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 吹き付け終了(よりなめらかな仕上がり)
 
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 人形本体・背景画に使用する桜の型おこし(柿しぶ紙使用)

 以上制作はここまで。

 締めくくりにこの時季ならではの風物詩の色紙画を。

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 今が旬の無花果

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 ニャンのお月見

 最後に夏の名残の一句と秋の気配の一句を。

 「百日紅紅深くして空青し」  脩巳

 「微温き湯に浸かる側から地虫鳴く」  脩巳

 異常高温に見舞われた夏の疲れが出て来る頃です。
 皆様どうぞご自愛下さい。
 では、また次回。

残(酷)暑お見舞い申し上げます

 日本列島は、連日異常で危険な暑さに見舞われております。
 観測史上の最高気温も41℃を超えて、新記録を樹立しましたね。
 日本列島は、もはや亜熱帯気候へと移行したのでは?
 皆様、無事にお過ごしでしょうか。

 本日の1枚目。

 IMGP6506.jpg
 自転車のかごと片蔭の小道

 植えてから5~6年程経過した山武杉の杉林脇の小道です。
 軽自動車が1台通れるくらいの道幅です。
 昼下がり、所用に自転車で向かいました。
 連日の暑さ続きで人っ子ひとり見当たりません。
 と、そこへ迷い犬でしょうか、前をとぼとぼ歩いていた犬が私の自転車に驚いて
 右脇の林の中へ逃げ込んでしまいました。

 「片蔭や自転車も行く犬も行く」  脩巳

 日蔭の有難さを噛み締めた次第です。

 次の1枚は、目の前を埋め尽くした一面の太陽光発電パネルの写真です。
 
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 広がるパネルの黒い海
 
 前々回のブログ1枚目の写真で、次々に山林を切り開いて続々と太陽光
 発電パネルが設置されている旨をお知らせしましたが、この写真はまた違う
 場所です。近隣では最も広大な設備かと思います。
 写真の左右にはこの々パネルが更に続いています。
 この辺り一帯は山武杉の山林が続いていましたから、写真奥の杉林は
 その名残です。
 こうした光景は日増しに数を増して、最近では家庭用のポストに太陽光発電
 パネル設置用の土地募集のチラシが入って来るようになりました。
 もはや歯止めが効かないどころか増々の加速状態です。
 一体どうなって行くのでしょうか。

 さて、お待たせしました。
 前回に引き続き制作状況へ参りましょう。

 IMGP6473.jpg  IMGP6484.jpg
 MDボードの台の裏に脚を付ける(1cm角材)
 電動ドリルで穴あけ

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 穴完了
 両腕に丸棒の芯を取り付ける

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 腕の設置(仮)
 頭部をのせてみたところ

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 頭部に胡粉の下塗り(数回)
 
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 和紙にしゃれこうべの墨描き(背景準備)

 以上、制作状況はここまで。

 締めくくりに色紙絵を2枚。

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 朝顔

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 瀑布

 涼感が届きましたでしょうか。

 暦の上では立秋を迎えましたが、まだまだ残暑厳しき折柄、皆様どうか
 ご自愛ください。では、また、次回。


最速の梅雨明け

 皆様いかがお過ごしでしょうか。

 先ず初めに。
 西日本のほぼ全域を襲ったこの度の集中豪雨に、連日
 未曽有の被害状況が明らかになってきております。
 梅雨末期特有の集中豪雨に台風の襲来が拍車をかけ、西日本各地は広い
 範囲に渡って甚大な被害に見舞われました。
 毎年の様に度重なる災害には本当に胸が痛みます。
 心より深くお見舞い申し上げます。

 関東・甲信地方は、気象庁の観測史上、最速の梅雨明けとなりました。
 確かに6月中に梅雨明けしたことは、かつて無かったことでしょう。
 これまでのブログで再三、季節の進み具合の余りの速さを、何かに付け
 述べてきましたが、まさか梅雨明けまでもこれほど早まるとは、まったく
 想像すらできませんでした。
 いやはや、気候の大変動いかが相成りますことやら…。

 さて、本日の1枚目のショット。

 IMGP6422.jpg
 近所の田んぼ

 4月に植えた苗もずい分成長してきました。
 ご覧の様に写真中央、田んぼの右側数列の苗が黒っぽく見えます。
 一見枯れかかっているかのようですが、そうではありません。
 4月に植えて間もない頃は、今よりももっと黒く、まるで枯れてしまったかの
 様でした。
 通り道沿いですので、いつも気にして見てはおりましたが、果たしてその
 黒い色のままで確かに成長しているのです。
 そして成長に伴いすこしづつ緑味を帯びて、写真の現状に至っております。
 ある日、田に入っている人がいましたので、黒い苗について伺ってみたところ、
 古代米の「赤米」(あかまい)とのこと。
 他は普通のうるち米ですが、こちらは七五三縄(しめなわ)用に栽培している
 とのことです。
 そう言えば田の中でお応えくださったのは、近くの神社のお世話をなさって
 おられる方で、見覚えがありました。

 この田の成長の様子は、今後折に触れブログ上でお知らせ致します。
 どのように変化していくのか、私も楽しみにしております。

 さて、お待たせ致しました。制作近況へ参りましょう。
 前回は、「生と死」の腕の形成と削りまでお伝えしましたので、その続きから。

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 更に肉付け       
 
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 天日干し乾燥

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 ひとまず乾燥したものを、ここから更に形成へ。

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 台座の切断(MDボード板)
 
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 背景の為のデッサン。(その1 ドクロ)

 以上、今回はこれまで。

 締めくくりに梅雨の頃を懐かしんで(?)一句。

 「梅雨晴れやあれやこれやと忙(せわ)しなく」  脩巳

 今夏は長い猛暑続きになりそうです。
 皆様、熱中症対策にご留意の上、どうぞご自愛くださいませ。
 では、また、次回。


いよいよ入梅!

 6月6日、関東地方は例年より2日早い梅雨入りとなりました。
 季の廻りを急ぐ今年は、気の早い紫陽花が5月にはすっかり梅雨時の様相を
 呈しておりました。
 皆様、いかがお過ごしでしょうか。
 
 まずは、本日の一枚目。

 IMGP6365.jpg
 早苗田より望む

 低性能カメラ・望遠レンズでの撮影に付き、画素数の関係上画面の粗さは
 ご容赦ください。
 こちらでは、連日里山の杉林が伐採され、ご覧のように山を削る作業を
 あちらこちらで目の当たりにしております。
 空中撮影をすれば緑広がる大地に広大な山肌の剥き出しが確認できる
 ことでしょう。
 やがて、この場所には黒々とした太陽光発電パネルが整然と並び、ある種
 異様とも感じられる光景が広がります。
 最近、富にこうした新しい風景が出現して、場所に依ってはそれこそ東京ドームを
 しのぐのではないかと思われる広大なパネル景観が広がっていたりもします。

 さて、お待たせしました。制作近況へ参りましょう。
 今回ははじめに、以前制作していた「ひよこ」のお色直しからご覧いただき
 ましょう。

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 お揃いで

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 銀にブルーのタイ

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 金に赤いタイ

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 金に赤のバンダナ

 これらのひな達は、新潟三越の「工芸サロン」で開催の
 「アニマルパーク展」(5/30~6/4)の仲間として出張しましたが、果たして
 巣立ちは如何に。

 次に現在進行形、テーマ「生と死」の制作。

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 頭にドーサを数回塗り重ねる

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 腕の削り、形成

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 ここから研磨へ

 同時進行の新キンネコ、コキンネコも。
 
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 研磨の前

 制作近況はここまで。
 数作品並行制作していますので各々の進行は、今のところ遅々としております。

 締めくくりに一枚。

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 色付いた梅の実の落下

 「果無き(はかなき)は朱き実梅や地に還る」  脩巳

 この木の梅の実は、人間様の口に入ることもなく、ぽとりぽとりと地に落ちて、
 草に紛れて、知らず知らず大地に埋もれて行くのですね。

 以上、今回はこれまで。
 皆様、梅雨時の健康管理にご注意の上、どうぞご自愛ください。
 では、また次回。

プロフィール

yosouemon

Author:yosouemon
新潟県生まれ
人形作家/画家
東京芸大日本画科卒
与左右衛門(よそうえもん)は
生家の屋号
本名 庭野脩身

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