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いよいよ平成最後の師走へ

 冬の始まり。この冬は暖冬とのことで、今のところ全般に暖かな日々に
 恵まれております。とは言え日増しに朝晩の冷え込みを覚える今日この頃です。
 そしていよいよ平成最後の師走を迎えました。
 皆様、いかがお過ごしでしょうか。

 本日の1枚目のショットからどうぞ。

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 柿紅葉

 小菊の花々を従えてご満悦な柿紅葉です。
 木はまだ小さく1メートル50センチほどですが、今年は大ぶりの実を8つ
 つけました。
 甘柿のはずですが、幼木のせい?か柿の中心部は甘いのですが、
 まわりは渋くて…。
 残念ながら歓迎というセレモニーには与れませんでした。

 「陽を浴びて散るを惜しむか柿紅葉」  脩巳

 ずい分長い間見事に紅葉した柿の葉を楽しむことができました。
 柿の実はともかく、葉の紅葉は抜群でした。

 次に先般の東京都美術館での第34回「ニュークリエイティブ展」のご報告です。

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 展示会場

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 作品「ねがはくは」

 お陰様で盛況の内に終了致しました。
 多くの皆様にお運び頂きまして、大変好評を博しました。
 この場を借りて御礼申し上げます。
 現代手工芸作家協会主催のこの展覧会は来年第35回を迎えます。
 私はこれまで4年間に亘り特別招待作家として招聘されて参りましたが、
 この度、来年度から「名誉会員」に推挙されることになりました。
 作品を発表する公の機会を頂きまして、意欲も新たに制作に励んで
 参ります。
 今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 さて、お待たせいたしました。
 制作状況へ参りましょう。
 写真は年末恒例の「干支展」出品予定のものです。
 展覧会については後ほどお知らせ致します。 

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 油土で造形              猪立像

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 型取りのための分断          型作り完成(石膏)

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 型取りのあと石粉粘土造形し、乾燥後に胡粉の地塗り(数回)
 
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 各々のポーズ

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 玉と猪がテーマ。ここから更に制作を進めます。

 以上、制作状況はここまで。

 次に展覧会を2つご案内申し上げます。

 まず1つ目は、ただいま開催中のグループ展(企画展)
 「着物 ♡ 猫日和」展です。
 神奈川県逗子の「逗子アートギャラリー」で12月9日まで。
 私は、キンネコ22体を始めとする小作品を計31点、大作品を4点出品して
 おります。

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 2つ目は年末恒例の「干支彫刻によるHappy New Year」展です。
 日本橋三越にて、12月12日~25日。
 先程制作過程を写真でご覧頂きましたが、その作品を出品致します。
 猪たちがどのように仕上がっておりますか、会場でぜひご覧下さい。
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 2つの展覧会をご案内致しましたが、いよいよあわただしい年末を迎えます。
 そんな中、散策ついでに、またお出かけの折りに立ち寄ってご覧頂ければ
 幸いと存じます。

 さて、少し早目のご挨拶になりますが、今年も1年間ブログ「与左右衛門
 人形アート」にお付き合い下さいましてありがとうございました。
 来年も引き続きよろしくお願いを申し上げます。
 皆様共々素晴らしい新年を期待しつつ…

 「暖冬と聞けば気持ちも和らぎぬ」  脩巳

 以上、今回はこれまで、
 皆様ご自愛ください。どうぞ良いお年をお迎えください。

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野積み

 本日開始のショット2枚は、生産地ならではの晩秋の光景からどうぞ。

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 手前と中央のグリーンは人参畑

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 一見枯草の積み重ね?

 実は収穫した落花生の「野積み」です。
 秋を迎え畑の土から引き抜いた落花生。
 土を落として茎ごと積み重ね雨除けのビニールシートをかけてあります。
 シートの四角には抑えのおもりが結んであります。
 陽に当て風を通して乾燥させます。
 以前はビニールシートではなく藁を被せていました。
 今では昔ながらの風情には欠けますが、青いビニールシートは写真の様に
 カラフルでさながら現代アートですね。
 ほどなく野積みは解かれて、落花生の莢は焙られ人間様の口へと運命を辿る
 ことになりましょう。
 今少しの間、落花生にも安らぎのひとときを。

 「野に積まれ暫し眠れよ落花生」  脩巳

 さて、お待たせ致しました。制作状況へ参りましょう。

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 爪をつくる。ネイル用の爪を削り形作る。
 マニキュアを施す。

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 背景の描画開始(墨) 180×90センチ大
 部分(薄墨描画)

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 大小の花びらを描く
 墨の描画の上に花びらを入れた背景全体

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 背景の部分拡大
 背景の和紙をパネルからはがし、裏打してタペストリー式に。

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 人形を拡大したところ
 顔アップ。目のコーティングとアイライン、目尻の紅差し。

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 完成

 この作品名は、「ねがはくは」です。
 西行法師の和歌
 「ねがはくは はなのもとにてはるしなむ そのきさらぎの もちづきのころ」
 をヒントに制作した作品です。
 第34回ニュークリエイティブ展(現代手工芸作家協会主催・東京都美術館・
 11月1日~8日)招待作品です。

 締めくくりに、前回のブログでご紹介した古代米で作られた神社の七五三縄に
 ついて補足を一言。
 世話人のお話では、古代米はその丈が現代の稲作の藁よりも倍以上長いので、
 七五三縄を編みやすいそうです。
 そのため、丈高く成長する古代米にこだわって作り続けているとのことでした。

 以上、今回はここまで。
 朝晩めっきり冷え込んで来ましたが、日中は例年よりも暖かな日々が続いて
 おります。とは言え季節の変わり目、皆様どうかご自愛ください。
 では、また、次回。

神無月

 日本列島を縦断して行った大型台風24号。
 関東地方では猛烈な暴風雨の襲来が真夜中から未明の時間帯でしたので、
 眠れなかった方も多かったのではないでしょうか。

 皆様、如何お過ごしでしょうか。
 さっそく今回の1枚目から。

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 一の鳥居

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 干された稲わら

 まずは、10月2日に奉納された八幡神社一の鳥居の七五三縄です。
 前回のブログで、神社の世話人の方や稲わらのことについて話題にしましたが、
 その稲わらで作り上げたのが写真の七五三縄です。
 2枚目の写真は、神社の脇の杉の木の間に設けられた稲わらの干し場。
 木と木の間に紐を結び渡し、そこに稲わらを逆さに架けて干しています。
 稲わらの丈は優に150センチはあり、ご覧の様にまだ青みが残っています。
 これからまた、新たに近在の神社の分も作る予定と聞いております。

 さて、お待たせ致しました。制作の現状報告です。

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 設置台の描き込み           頭部への桜の型押し
(しゃれこうべに桜の型押し)

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 腕にも同様に             仮設置

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 横からの撮影           別に造っておいた眼を入れる
                  (眼は銀箔に彩色)

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 眼なしのアップ            眼入れのアップ

 制作はこれから先、桜の花の描き込み、眼の仕上げ、また、背景の画面の
 描画へと入ります。

 締めくくりに、現在制作中のこの作品「ねがはくは」(題名)の展示について
 お知らせを。

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 昨年に引き続き特別招待作家として上記の展覧会に出品致します。
 深まりゆく秋の中、上野公園へ散策がてら是非ご高覧いただきます様
 よろしくお願い致します。
 制作は、背景画を含めこれから追い込みに入ります。
 会場ではどの様な作品に仕上がっておりますか、どうぞお楽しみに。

 我が家の山椒の実がオレンジ色になって参りました。

 「実山椒色づく程の辛さかな」  脩巳

 以上、今回はこれまで。皆様、ご自愛下さい。
 ごきげんよろしゅう。
 では、また次回。


古への…

 日本列島を縦断して行った台風の爪痕のなまなましさもそのままに、
 又々北海道を地震が襲いました。
 今年は日本列島の北から南まで大惨事に見舞われております。
 伝えられる新たな情報に心が痛みます。心よりお見舞い申し上げます。
 そうした中、関東は厳しい残暑が戻って来ました。
 皆様いかがお過ごしでしょうか。

 本日の1枚目は7月のブログでご紹介した古代米の稲の最近の様子から。

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 栽培者との撮影

 だいぶ丈が伸びてご覧の様に人間の背丈に迫る成長ぶりです。
 常日頃離れた所から見ていたたためまったく気付かず、これにはビックリ!
 現代の稲とは明らかに別物ですね。

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 赤い出穂

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 実る前の穂(穂の長さは24~5センチ)

 1枚目の写真の方は近くの神社のお世話をなさっており、この古代の稲も
 栽培されています。
 許可を得て撮影させていただきました。
 この方の身長が160センチ以上ですから、稲の丈は優に150センチは
 あろうかと思います。
 2枚目は赤い穂が出揃った様子。3枚目はその穂の現状(乾燥)です。
 穂はまだ実ってはいませんが、籾には3~5センチの長い針の様な毛が
 あります。
 古代米の赤米だそうで、ご覧の様に穂が赤紫色です。
 神社の七五三縄用に早刈りをしたとのことです。
 ご本人曰く、元々丈が高くなる品種で、七五三縄用の稲わらにはこの穂は
 必要ないので、当初、穂が出るギリギリまで丈を伸ばして早刈りをする予定
 だったそうです。
 ところが、稲の穂先がチラッと見えたら、あれよあれよと言う間に赤い穂に
 覆われたので、急ぎ刈り取ったとのこと。
 穂は切り落として、稲わらを青い色のまま乾燥させるそうです。
 それにしても稲の丈の長さにはビックリですね。

 さて、お待たせ致しました。制作状況へ参りましょう。

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 台の和紙貼り準備(下貼り)      和紙を貼り込む
 
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 下貼り終了。この上から本紙を貼る。

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 手・腕に胡粉を塗る(4~5回)    サンドペーパーによる研磨
 
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 胡粉+アクリル顔料で吹き付け・薄い吹き付けを10回以上(手・腕も同様)

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 吹き付け終了(よりなめらかな仕上がり)
 
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 人形本体・背景画に使用する桜の型おこし(柿しぶ紙使用)

 以上制作はここまで。

 締めくくりにこの時季ならではの風物詩の色紙画を。

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 今が旬の無花果

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 ニャンのお月見

 最後に夏の名残の一句と秋の気配の一句を。

 「百日紅紅深くして空青し」  脩巳

 「微温き湯に浸かる側から地虫鳴く」  脩巳

 異常高温に見舞われた夏の疲れが出て来る頃です。
 皆様どうぞご自愛下さい。
 では、また次回。

残(酷)暑お見舞い申し上げます

 日本列島は、連日異常で危険な暑さに見舞われております。
 観測史上の最高気温も41℃を超えて、新記録を樹立しましたね。
 日本列島は、もはや亜熱帯気候へと移行したのでは?
 皆様、無事にお過ごしでしょうか。

 本日の1枚目。

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 自転車のかごと片蔭の小道

 植えてから5~6年程経過した山武杉の杉林脇の小道です。
 軽自動車が1台通れるくらいの道幅です。
 昼下がり、所用に自転車で向かいました。
 連日の暑さ続きで人っ子ひとり見当たりません。
 と、そこへ迷い犬でしょうか、前をとぼとぼ歩いていた犬が私の自転車に驚いて
 右脇の林の中へ逃げ込んでしまいました。

 「片蔭や自転車も行く犬も行く」  脩巳

 日蔭の有難さを噛み締めた次第です。

 次の1枚は、目の前を埋め尽くした一面の太陽光発電パネルの写真です。
 
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 広がるパネルの黒い海
 
 前々回のブログ1枚目の写真で、次々に山林を切り開いて続々と太陽光
 発電パネルが設置されている旨をお知らせしましたが、この写真はまた違う
 場所です。近隣では最も広大な設備かと思います。
 写真の左右にはこの々パネルが更に続いています。
 この辺り一帯は山武杉の山林が続いていましたから、写真奥の杉林は
 その名残です。
 こうした光景は日増しに数を増して、最近では家庭用のポストに太陽光発電
 パネル設置用の土地募集のチラシが入って来るようになりました。
 もはや歯止めが効かないどころか増々の加速状態です。
 一体どうなって行くのでしょうか。

 さて、お待たせしました。
 前回に引き続き制作状況へ参りましょう。

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 MDボードの台の裏に脚を付ける(1cm角材)
 電動ドリルで穴あけ

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 穴完了
 両腕に丸棒の芯を取り付ける

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 腕の設置(仮)
 頭部をのせてみたところ

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 頭部に胡粉の下塗り(数回)
 
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 和紙にしゃれこうべの墨描き(背景準備)

 以上、制作状況はここまで。

 締めくくりに色紙絵を2枚。

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 朝顔

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 瀑布

 涼感が届きましたでしょうか。

 暦の上では立秋を迎えましたが、まだまだ残暑厳しき折柄、皆様どうか
 ご自愛ください。では、また、次回。


プロフィール

yosouemon

Author:yosouemon
新潟県生まれ
人形作家/画家
東京芸大日本画科卒
与左右衛門(よそうえもん)は
生家の屋号
本名 庭野脩身

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