いよいよ入梅!

 6月6日、関東地方は例年より2日早い梅雨入りとなりました。
 季の廻りを急ぐ今年は、気の早い紫陽花が5月にはすっかり梅雨時の様相を
 呈しておりました。
 皆様、いかがお過ごしでしょうか。
 
 まずは、本日の一枚目。

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 早苗田より望む

 低性能カメラ・望遠レンズでの撮影に付き、画素数の関係上画面の粗さは
 ご容赦ください。
 こちらでは、連日里山の杉林が伐採され、ご覧のように山を削る作業を
 あちらこちらで目の当たりにしております。
 空中撮影をすれば緑広がる大地に広大な山肌の剥き出しが確認できる
 ことでしょう。
 やがて、この場所には黒々とした太陽光発電パネルが整然と並び、ある種
 異様とも感じられる光景が広がります。
 最近、富にこうした新しい風景が出現して、場所に依ってはそれこそ東京ドームを
 しのぐのではないかと思われる広大なパネル景観が広がっていたりもします。

 さて、お待たせしました。制作近況へ参りましょう。
 今回ははじめに、以前制作していた「ひよこ」のお色直しからご覧いただき
 ましょう。

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 お揃いで

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 銀にブルーのタイ

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 金に赤いタイ

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 金に赤のバンダナ

 これらのひな達は、新潟三越の「工芸サロン」で開催の
 「アニマルパーク展」(5/30~6/4)の仲間として出張しましたが、果たして
 巣立ちは如何に。

 次に現在進行形、テーマ「生と死」の制作。

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 頭にドーサを数回塗り重ねる

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 腕の削り、形成

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 ここから研磨へ

 同時進行の新キンネコ、コキンネコも。
 
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 研磨の前

 制作近況はここまで。
 数作品並行制作していますので各々の進行は、今のところ遅々としております。

 締めくくりに一枚。

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 色付いた梅の実の落下

 「果無き(はかなき)は朱き実梅や地に還る」  脩巳

 この木の梅の実は、人間様の口に入ることもなく、ぽとりぽとりと地に落ちて、
 草に紛れて、知らず知らず大地に埋もれて行くのですね。

 以上、今回はこれまで。
 皆様、梅雨時の健康管理にご注意の上、どうぞご自愛ください。
 では、また次回。

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牡丹

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 雨上がりに咲く赤牡丹

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 白牡丹                珍しい黄牡丹

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 淡いピンク、芯は赤紫        花びらの多いいわゆる「ぼたん色」の牡丹

 皆様、ゴールデンウイークは如何お過ごしでしたか。
 今年は季節の移行が本当に早く、先へ先へとその歩を進めております。

 そんな4月の半ば頃、柏市のとあるお寺の境内の小さな牡丹園に出掛ける
 機会がありました。
 これらの写真はその時撮影したものです。
 牡丹の種類は様々。写真の他にも数種あります。
 30~40株ほど植えられており、株の丈は大きなもので120~130センチは
 あるでしょうか。
 良く手入れが行き届いており気持ち良く観賞できます。
 ほぼ毎年この時季に訪れております。
 例年4月20日過ぎから徐々に咲き始め、遅咲きの品種ですと4月末から
 5月初めくらいまでは楽しめます。
 しかしながら今年はその4月半ば頃既に全株が咲き揃い、早咲きのものは
 すっかり散っておりました。
 こんな年は滅多になかろうかと思います。
 写真は雨上がりの午後2時頃、ちょうど花が陽差しを浴び始めたところです。
 そのせいか何とも言えぬ牡丹特有の香りを放ち始め、小さな園内はその香りに
 満たされました。
 牡丹の花には甘さに苦さを加えた様な独特の香りがありますが、これはあくまで
 私個人の感じ方です。
 時にむせ返るような強い香りを覚えます。
 写真から皆様へも香りが届くと良いのですが…。

 高浜虚子の有名な句に、「白牡丹といふといへども紅ほのか」がありますが、
 写真の白牡丹は、まさしくその「紅ほのか」を花の中心に見せております。
 改めて虚子の観察眼に感心させられます。

 さて、お待たせ致しました。制作近況へ参りましょう。
 今回は前回にひき続きキンネコの新メンバーの紹介から。

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 紅白キンネコ               舌をしまい忘れてひたすら眠る

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 からだは津軽錦(金魚)           ぱっちりお目々の茶トラ

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 グレーのキンネコ               鈴はシックに

 次に「生と死」をテーマにした大作ですが、制作の方は写真のポーズの如く
 「思案中」。

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 と申しますか、背景の平面作品のイメージの変更と、その作品形態を
 再検討中です。
 今しばらくお待ちくださいませ。

 ところで話題が前後しますが、以前から花しょうぶと牡丹が好きで、よくスケッチ
 にも出掛け画題にも取り上げてきました。
 先般、とある情報から自身の誕生日の花が「牡丹」であることを知りました。
 何やら因縁めいたものを感じております。

 「富貴花や誕生日の花なればこそ」  脩巳

 ご存知、富貴花とは牡丹の別名です。

 締めくくりに1枚。

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 アマリリス

 今年も期待に応えて咲いてくれた我が家のアマリリスです。

 では、今回はこの辺で失礼します。
 皆様、ご自愛下さい。では、また次回。

あっと言う間の…

 春はあっという間に桜を咲かせ、あっという間に散らしてしまいました。
 房総半島北東部中央寄りのこちらの里山では、例年ですと桜は開花も満開も
 東京より一週間くらい遅く、従って散るのもそれに準じて…と言ったところです。
 しかしながら今春は東京での開花が確か3月20日前、そして連日の
 気温上昇であっという間に満開を迎えました。
 こちらでも東京に準ずること3~4日の早さで開花し、満開も然りでした。

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 山桜満開

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 花と葉の色のバランスの妙

 「葉の色の綾なす彩(いろ)や山桜」  脩巳

 写真は山武杉を背景に満開を迎えた山桜です。
 例年ですとソメイヨシノの開花の後に見られる光景ですが、今春は同時季開花
 しました。
 里山にはまだコブシの白い花の残りが点在し、農家の庭先にはピンクの花桃が
 見られる中で桜の満開を迎え、さながら「北国の春」と言った感じでした。
 幸いなことに今春は花散らしの嵐に見舞われず、穏やかな日和の中で皆様
 存分にお花見を楽しまれたことでしょう。
 散り急ぐ桜の花吹雪の中でのお花見もまた、中々乙なものですよね。

 さて、お待たせ致しました。制作近況へ参りましょう。
 今回は、恒例になりました日本橋三越本店での「アニマルパーク展」の
 ご紹介です。

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 いざ出陣!の「キンネコ」達の新メンバーと「椀わんこ」達のお顔アップを
 ご覧ください。
 この子達の全体像の表情は、是非とも会場でご高覧頂きたく、どうぞよろしく
 お願い致します。

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 クロちゃん手招き           金目、銀目の幸呼ぶシロ

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 逆さスコティッシュ          怒りのトラ猫

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 ブルーアイの三毛           茶トラの坊や

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 何かご用?              おいで、おいで

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 眠り三毛コキンネコ          母恋しコキンネコ

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 にっこり、ミニチュア…        立派な首輪の柴
  
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 ミックスのわんこ           耳折れの子犬

 以上、出陣メンバーのご紹介でした。

 期間中にお近くにお越しの際にはご高覧賜りたく、どうぞよろしくお願い
 致します。
 個性豊かな作家達の動物作品が皆様をお待ちしております。
 どうぞお楽しみに。

 今回はこれまで。
 八重桜の出番も早まりました。
 季節もそう急がずともこの辺りで少し歩みをゆるめて、どうかいましばらく春を
 じっくりと堪能させてほしいものですね。

 皆様ご自愛ください。では、また、次回。


啓蟄

 啓蟄(けいちつ)。暦では3月6日が啓蟄でした。
 「冬ごもりの虫が這い出る」意とのこと。
 例年3月は春のお彼岸まで三寒四温を繰り返して、ようやく安定した暖かな
 春到来へという筋道ですが、果たして今春は如何相成りましょうや。
 先頃の東京では急に21度に届く日があったかと思うと、今度は日中の
 最高気温が6度と真冬に戻ったかのような日があったりと、いつにも増して
 三寒四温の変動が大きいように感じられます。

 皆様、いかがお過ごしでしょうか。
 さて、今回は都会のコンクリートジャングルでは見られない珍しい「盛り土」の
 一枚から始めましょう。

 IMGP6187.jpg
 もぐら塚

 冬の間はさすがにもぐらも活動を控えているようですが、水温む頃になると
 やおらあちらこちらに「我ここに在り」と土を盛り上げ、存在感を誇示して
 おります。
 土中のミミズも動きが活発になり、もぐらには格好の餌食になるのでしょう。

 「啓蟄やもぐらの塚も数を増し」  脩巳

 さて、お待たせ致しました。制作の近況紹介へ参りましょう。
 「生と死」をテーマにした大作の続行です。

 IMGP6090.jpg①  IMGP6093.jpg
 ①再度頭部を切り離す。
 ②後頭部に眼球取り付け用の穴を開ける。

 IMGP6095.jpg③  IMGP6099.jpg
 ③穴開け終了。
 ④穴ふさぎを造る。

 IMGP6097.jpg⑤  IMGP6105.jpg
 ⑤眼球取り付け後、この様に穴をふさぐ。
 ⑥両腕の芯。

 IMGP6109.jpg⑦      IMGP6118.jpg
 ⑦頬杖えのイメージ。
 ⑧芯を差し込み固定する。

 IMGP6119.jpg⑨      IMGP6120.jpg
 ⑨石粉粘土で肉付け。
 ⑩腕、ひとまず成形。

 IMGP6110.jpg⑪  IMGP6117.jpg
 ⑪爪を取り付ける為の加工作業。
 ⑫両手指先の成形。

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 ⑬ネイルアート用の爪を加工していく。

 以上制作近況はここまで。

 締めくくりに春の香りをお届けしましょう。

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 近隣の農家の白梅林

 ここの梅林は例年2月の内に満開を迎えるのですが、この冬は寒さが厳しく
 長かったせいか、今春は2週間くらい遅い満開です。
 白梅の香が皆様へも届きます様に…

 今回はこれまで。
 季節の変わり目、皆様どうぞご自愛ください。
 では、また次回。

春立つ日

 関東地方は1月末の4年振り大雪の影響が後を引く中、追いかけての降雪。
 そうこうしている内に節分、立春を迎えました。
 大陸からの強力寒波は容赦なく日本列島を襲い、各地で何十年振りの大雪を
 記録しています。
 陽光には力強さが増して春への期待が膨らんではいるのですが、兎にも角にも
 気温が低くて厳しい冬が続いております。
 皆様、いかがお過ごしでしょうか。

 「今朝の春雨戸繰る音弾みけり」  脩巳

 「雨戸繰る音弾みけり春立つ日」  脩巳

 暦で立春を迎えれば、まだまだ真冬の寒さの中にも心なしか春を感じようと、
 そぞろ気持ちが浮き立ちわくわくして来るのも嬉しいものですね。

 さて、前後しますが先頃の降雪、東京都心では22〜23センチの積雪を記録
 したようですが、こちらも久しぶりに大雪に見舞われました。
 ただ、降り出しも午後からで積雪もせいぜい10センチほど。
 房総のこの辺りでは、東京や千葉北西部が雪降りでも大抵はみぞれか雨に
 なるのですが、今回は珍しく本当に久しぶりの降雪でした。
 夜も早い内に止み、翌朝はスッキリ晴れ上がりました。
 そんな光景のショットから始めましょう。

 IMGP6051.jpg
 前方の竹林を見上げる

 山の端から日が昇り、ちょうど向かいの雪をかぶった竹林に陽が当たり
 輝いています。
 キーンと澄み渡り物音ひとつしない静寂の中、神々しいばかりのひとときでした。

 「雪晴るる神々おわす朝かな」  脩巳

 お待たせ致しました。制作近況へ参りましょう。

 IMGP6065.jpg  IMGP6067.jpg
 後頭部の研磨             耳の部分

 と、ここで頭部を仮接合した結果、頭頂部の修正へ。

 IMGP6070.jpg  IMGP6073.jpg
 再び石粉粘土で頭部を盛り上げる    大幅修正

 IMGP6075.jpg  IMGP6077.jpg
 ひとまず終了             手の制作開始

 IMGP6081.jpg  IMGP6084.jpg
 左手と右手              ここから細部の詰めに入る

 以上、制作近況はこれまで。
 今回の作品は思わぬ所で修正箇所があり、「目」についても前回ブログで
 ご紹介した到達点を変更してやり直すことになりそうです。
 これも制作過程ではよくあること。
 やはり、より納得の行く作品造りに専念します。

 最後に「冬牡丹」2作を。色紙作品の部分アップです。

 IMGP6063.jpg
 濃い赤紫の花

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 赤い花

 2月末近くまで各地の牡丹園で冬牡丹が見られますので、お出かけに
 なってみてください。

 以上、今回はこれまで。
 まだまだ寒さが続いております。
 また、インフルエンザがかつてない猛威を奮っております。
 皆様、くれぐれもご注意なされ、どうぞご自愛ください。

 では、また次回、水温む頃に。

プロフィール

yosouemon

Author:yosouemon
新潟県生まれ
人形作家/画家
東京芸大日本画科卒
与左右衛門(よそうえもん)は
生家の屋号
本名 庭野脩身

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