彫刻アニマルパーク

 ようやく満開を迎えた桜に今日は一日冷たい雨が…
 皆様、今年のお花見はもうお済みでしょうか。
 私は、地元の山桜は普段目にしていますが、久しぶりに都内に出かけた折、
 偶然駅裏に咲く満開の1本桜を見つけ、友人達と夜桜を楽しみました。

 さて、恒例の日本橋三越「彫刻アニマルパーク」が、今年も下記の通り開催の
 運びとなりました。
 30数名の作家が様々な動物を出展します。
 私は紅白のフクロウとキンネコの新作を出品予定です。
 日本橋方面にお出掛けの機会がございましたら、かわいい動物達との出逢いを
 お楽しみ頂ければと思います。
 どうぞ宜しくお願いします。

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 白フクロウが一番上に顔を出しています。

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 私の作家紹介です。

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春色・黄色

 お彼岸に入って間もなく、お中日の雨の中、東京で桜の開花宣言が出されました。
 全国でいち早い開花でした。
 気温の上昇と共にこれからいよいよ桜前線が活発化して行きます。
 こちらの里山では、コブシとハクモクレンの白い花が、あちらこちらで春の訪れを
 告げております。

 皆様、いかがお過ごしでしょうか。
 春先の代表的な色と言えば黄色でしょうか。
 本日はその黄色のショットから始めましょう。
 まずは、珍しい花。
 近隣の農家の入口付近に、一本だけ満開の「土佐水木」(トサミズキ)です。
 樹木名をそこの農家の方から教えていただきました。
 私は初めて目にしました。
 さっそく調べてみるとマンサク科の落葉低木で高知県に自生するとあります。
 広く観賞用として栽培されているそうです。
 近づいてみますと何とも可憐なぼんぼり状の花が枝に垂れ下がっております。
 直径はおよそ3センチはあろうかと思われます。

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 樹幹にひっそりと…

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 近づくと

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 枝に垂れさがる花々

 「春告げし花雪洞の土佐水木」  脩巳

 次は目にも鮮やかな黄色。菜の花です。

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 道路脇の一画の菜の花畑

 この畑には縮れたフリル状の葉のいわゆる「菜の花」ばかりではなく、
 小松菜の花や花菜という種類の花もあると聞きました。
 花を楽しむことはもちろんですが、枝の脇に伸びる若菜を摘んで食用にしても
 楽しむとのこと。

 「愛でて良し食しても又菜花かな」  脩巳

 さて、お待たせ致しました。
 制作の紹介へとまいりましょう。
 3回に渡って制作状況をお伝えして参りましたが、ようやく完成致しました。
 これまで犬の方は「キン犬」と綴っておりましたが、「犬」の読み方は定めて
 おりません。
 「キンイヌ」、「キンケン」とはいささか名付け難く、敢えて記しておりません
 でした。
 そこで強いて申しますならば、犬の種類、柴犬から「キンシバ」ということに…
 では、順を追ってご覧ください。

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 犬の頭(かしら)の着彩の後、ボディを金襴帯地で貼り込む。
 猫の頭の着彩の後、ボディを帯地で貼り込む。
 
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 ボディ貼り込み終了。

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 ヒレを付け、「キンシバ」完成。
 同じく、「キンネコ」完成。

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 2体一緒に。

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 台座にのせて完了。 

 以上、今回はこれまで。

 桜のつぼみも日一日とふっくら、大きくなり、花開くのを待ちこがれております。
 東京の開花宣言以降寒の戻りもあり、なかなか気温が上昇せず、桜も足踏み
 状態です。
 寒暖の差にご注意、皆様ご自愛ください。
 では、また次回。

春浅し

 「手のひらの小さき羽虫や春浅し」  脩巳

 寒し寒いと言っているう内に、いつの間にか春の気配が。
 蚊に似た小さな羽虫は、たやすく手にのせることができるほど、まだ、
 ようやく目覚めたばかりか、力弱くおぼつかない存在ながらも、確実に
 季節の先触れでしょう。

 皆様いかがお過ごしでしょうか。
 2月は春一番が吹いた後、春二番、三番と、かなりの強風に見舞われました。
 それも、いずれもが南風から北西の風へと急変し、これまでになく寒暖の
 くりり返しは目まぐるしい展開でした。

 まずは、本日の一枚目のショットから。

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 小さな踏切

 ご覧のように単線の小さな踏切です。
 ローカル電車にふさわしく、遮断機の鐘の音はカンカンカンと長閑な音色です。
 この遮断機の鐘の音は風向きによっては風に乗り、少し離れたこちらの地域
 まで聞こえて来ます。

 「遮断機の鐘の音千切る春疾風(はるはやて)」  脩巳

 春の強風に煽られて鐘の音は途切れ途切れに届きます。

 さて、制作進行に参りましょう。
 前回に引き続き「老犬」と「老猫」の進行状況です。

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 各々のボディと手           犬のイメージポーズ

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 猫のイメージポーズ          サンドペーパー研磨

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 和紙の下貼り             和紙貼り終了

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 犬の着色開始             猫の着色開始

 以上、制作はここまで。次回には完成作品をご期待ください。

 お次はほほえましくかわいいショットをどうぞ。

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 2月10日生まれの子山羊2頭と母山羊。

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 手前がメス、後ろがオス。

 2枚とも山羊の親子です。
 愛車フンダラベンツでの散策途中で偶然見つけた光景です。
 休耕田の跡地の小規模な山羊牧場。
 全頭でも10頭足らずの中に、つい先頃誕生したばかりの子山羊が2頭。
 この撮影時で生後2週間とのこと。
 ちょうど飼い主の方が餌の人参をやっているところでしたので、すかさず
 お願いして、山羊の糞を避けながら感動のパチリ!でした。

 締めくくりに季節の句を。

 「やわらかき光の空に初音かな」  脩巳

 2月25日、穏やかな陽差しの午前にうぐいすの初鳴きを耳にしました。
 もはや、笹鳴きではなくホーケッ、ケッキョという、まだまだ下手ながら、
 はっきりと「うぐいす」を主張しておりました。

 今回はこれまで。皆様どうかご自愛ください。
 では、また、次回。

光の春

 暦の上では立春を過ぎ、降り注ぐ陽差しにも力強さが加わってきた
 今日この頃です。まさに、光の春といったところでしょうか。
 まだまだ寒さが続きますが、やがて訪れる春本番への期待がその寒さを
 ほんの少し和らげてくれる気がします。

 皆様いかがお過ごしでしょうか。
 前回ご紹介した近隣の白梅もすっかり満開を迎え、風にあおられて花びらが
 舞い始めております。
 花の話題は次々と事欠きません。
 今回は我が家の花の話題に参りましょう。
 1枚目のショットは、育てているシンビジュームの開花です。
 ピンクの方は、私の手元に来て早や4年目に入りました。
 ある施設の受付カウンターで、エアコンの風に当たって瀕死の状態にあった
 鉢を引き取らせていただき、育ててきました。
 
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 大きさは中型のシンビジューム
 
 これまで毎年ひと回りずつ大きな鉢に植え替え、現在7号鉢です。
 この春には初の株分けをする予定です。
 今年この鉢には13本の花茎が生じました。

 「この春もいのち繋ぎし蘭の花」   脩巳

 4号鉢で引き取った時の事を思い起こすと、よくぞまあここまで無事に成長して
 くれたものと感慨もひときわです。

 「春立つや鉢をこぼるる蘭の花」   脩巳

 さて、お待たせ致しました。制作状況に参りましょう。
 今回はキンネコの新しい仲間の紹介です。
 
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 爽やかなブルーを装って
 
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              淡いグリーンの目

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 装いは大正時代初期のちりめん地

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              凛とした丸顔
 
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 2匹の揃い踏み
 
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 締めくくりにもう1枚

 写真の犬と猫は知り合いの愛犬と愛猫です。
 2匹とも今はかなりの御老体とのこと。
 記念に創って差し上げることになりました。
 猫はともかく「キン犬」?は初の試みです。
 はて、いかが相成りますか。次回をお楽しみに。

 今回はこれまで。
 一日も早い冬将軍の退散を祈り、春の女神の足音を待ちこがれつつ…
 皆様、風邪、インフルエンザにご注意の上、どうぞご自愛ください。
 では、また次回。

めでたさや…

 新年明けましておめでとうございます。
 皆様、新しい年をいかがお迎えでしょうか。
 良きこと多き年でありますように心よりお祈り致します。
 本年も「与左右衛門人形アート」をどうぞよろしくお願い致します。

 また、昨年末に日本橋三越にて開催されました
 「干支彫刻による Happy New Year展」に、お忙しい中お越し
 いただきました皆様、誠にありがとうございました。
 この場を借りて御礼申し上げます。

 さて、新春にふさわしく生き生きとしてめでたいショットを俳句リレーで
 綴ってみましょう。

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 近隣の農家の和水仙

 「和水仙花も香りも魁(さきがけ)て」  脩巳

 陽当たりの良い土手に群生する和水仙です。
 青々とした葉の色と白い花房の対比がくっきりとして、新春の清々しさを
 奏でております。
 近づくと何とも言えず甘く良い香りがたち込めています。
 寒気の中でも凛としたたたずまいに思わず背すじを正します。

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 1本だけ咲き始めた白梅

 「魁て咲く白梅のめでたさよ」  脩巳

 散策コースの途中に数本ある梅の木の中で、この1本だけが昨年末から
 チラホラと咲き始めました。
 年末は比較的暖かな日が続いていましたので、梅の木も春と勘違いして
 綻び始めたのでしょうか。
 何はともあれ新春早々めでたいですね。

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 近在の農家の人参洗浄

 「めでたさよ朱(あか)鮮やかに初人参」  脩巳

 珍しい1枚。農家の人参収穫後の洗浄作業です。
 泥だらけの人参が洗濯機のような機械に入れられ、水を浴びながらくるくる
 回転しています。
 人参全部が常に動いていて、カメラのピント合わせががうまくいきません
 でした。少々のズレはご容赦のほど。
 人参同志がもみ合いこすり合い、見る見る間に泥だらけの人参が色鮮やかで
 ツルツルピカピカの見事な姿に変身するのです。
 農家の庭先での光景ですが、初めて目にしました。

 「初人参泥落とし朱冴え冴えて」  脩巳

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 たわわな万両の実

 「冴え冴えて実万両の紅き玉」  脩巳

 ヤツデの木の下の万両です。
 10年ほど前に山菜採りに出かけた森の中から1株持ち帰り、鉢植えに
 したもので、ご覧のように今では数本に増えました。
 この紅い実も、やがてどこからともなく飛んでくる鳥達の餌となって、
 1つ又1つと持ち去られてしまいます。

 続いては今年の初制作のショットに移りましょう。

 IMGP5193.jpg  IMGP5198.jpg
 キンネコの下準備           ボディ、各ヒレの布貼り終了

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 紅いキンネコ完成

 「紅きタマ春を寿ぎ福招く」  脩巳

 先ずは制作事始めとしてタマちゃんに登場してもらいました。
 「果報(家宝)は寝て待て」ポーズのタマちゃんが、皆様に福をもたらして
 くれることでしょう。

 ということで、写真と共に俳句リレー、いかがだったでしょうか。
 本年もよろしくおつき合い下さいませ。

 寒さ厳しき折から皆様どうぞご自愛下さい。
 では、また次回。

プロフィール

yosouemon

Author:yosouemon
新潟県生まれ
人形作家/画家
東京芸大日本画科卒
与左右衛門(よそうえもん)は
生家の屋号
本名 庭野脩身

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