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日本橋にキンネコ参上

 8月も下旬というのに相変わらず猛暑が続いていますが、
 日暮れの早さは、わずかに秋の気配を伝えてくれます。

 「おにやんま出会い頭をスッと避け」   脩巳

 切り通しの坂道をおにやんまが行き来して、こちらの顔と
 ぶつかりそうになります。 
 音もなく突然眼の前に現れ、びくっとするのと同時に、
 敵はスッと避けて気持ちよさそうに行ってしまいます。

 さて、日本橋三越本店の6階アートスクエアで開催される
 「彫刻アニマルパーク」に新作のキンネコたちがお目見えします。
 9月5日(水)~9月18日(火)10時~19時 最終日16時まで

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 ここで、不思議の国からきたキンネコの生い立ちをご紹介しましょう。

 昔、むかし、あるところにいたずら好きの猫がおりました。
 ご主人様の大切にしている水槽には、いつも、和金、琉金、出目金など
 色とりどりの金魚が、ゆらゆらと優雅にひれを動かし泳いでいます。
 
 金魚が気になってしかたがない猫は、水槽のふちから身を乗り出して、
 右手でチョイ、左手でチョイと、今日も「金魚すくい」の練習中。
 あと少し!と思ったとたん、バランスをくずしたいたずら猫は
 水槽の中にまっさかさま。
 
 しばらくして気が付くと、猫の後ろ足と長い尾は、美しい尾びれに
 姿を変えていました。
 その後、猫と金魚は水のなかで仲良く暮らしましたとさ。

 と、まぁ、これがキンネコ誕生の物語です。

 「彫刻アニマルパーク」は、9名の作家のユーモラスな動物たち
 20点余りで構成されています。
 きっとお楽しみいただけると思いますので、ぜひお越しください。

 渋谷の「NHKふれあいホールギャラリー」にも、新作「再誕」を出品しています。

 これは、チーム・コヤーラ主催の「創作人形公募展」に出品したもので、
 80点を超える作品が展示されます。
 9月11日(火)~9月16日(日)10時~18時 最終日16時まで

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 「彫刻アニマルパーク」、「創作人形公募展」、いずれも今回初めての参加です。
 ご覧になっての感想などお待ちしております。


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暑中お見舞い申し上げます

 暑い日が続きますね。いかがお過ごしでしょうか。

 「白鷺の見えつ隠れつ青田かな」   脩巳

 里山の稲田は早稲の稲穂が出始めました。
 そんな中を白鷺がえさを探して、青田の中に見え隠れしています。 
 遠くからでも、稲の緑と鷺の白の鮮やかな対比が、ひとときの清涼感を
 供してくれます。

 私は、去る7月20日、(株)NewYorkArt が主催するアートスクールで、
 特別講座(立体造形)の講師を務めました。 
 13時過ぎから約3時間に亘り、20数名の受講者の方々に行った講義の
 内容は以下の通りです。

 1.創作の視点
    製作における絵画的技法・作品の絵画的空間との関連性
    作品集「天空の物語」を参照
 2.作品「祈り」のテーマと構想、つまみ細工の実演
 3.作品「春の女神」を参考に、技法の実演
    ・石粉粘土による型取り ・押箔、砂子技法
    ・盛り上げ技法

 「天空の物語」は、2008年5月に銀座のスパンアートギャラリーで開催した
 個展のタイトルです。
 太陽神、月神、風の精、炎の精、雨の精、雪の精から構成されています。
 その中から一点、炎暑の季節にふさわしい(?)「炎の精」をご紹介しましょう。

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     「炎の精」 135㎝
     衣装の赤色部分はちり緬を使用。
     黄色の部分はくちなしの染料を使って、材質の異なる布地を自分で
     染めました。
     布の種類によって、ベージュから鮮やかな黄色まで、様々な段階の黄色を
     表現しています。
     ケープは黒繻子に炎の日本刺繍を施し、髪は化繊系の糸を三つあみにした
     ものです。

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     屏風「炎々」 165cm×165cm
     裏に金泥を塗った絹本に顔料で炎を描き、色箔をちりばめています。
     枠は漆塗りです。
 
 つまみ細工等の技法の実演では熱心な質問をいただき、3時間はあっという間に
 過ぎてしまいました。
 あと1時間はほしかった!というのが正直なところです。
 特に技法の実演は、おそらく一般的にはあまり目にしたことがないであろう
 型取りや日本画の押箔、盛り上げ等、サンプルを事前に用意した甲斐がありました。

 私の講義の中から、受講者の方々が創作の楽しさを受け取ってくだされば、
 嬉しく思います。
プロフィール

yosouemon

Author:yosouemon
新潟県生まれ
人形作家/画家
東京芸大日本画科卒
与左右衛門(よそうえもん)は
生家の屋号
本名 庭野脩身

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