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暑中お見舞い申し上げます

 関東地方は梅雨明け早々猛暑の日が続きますが、皆様お変わりございませんか。
 今年は例年より早い梅雨入り、そして早い梅雨明けとなりました。

 先日夕方のジョウォーキングの道すがら、この時季ならではの風物詩を
 目のあたりにしました。

 「荒家(あばらや)の庭に実梅の香り立つ」   脩巳

 誰も住まなくなった家は荒れ果てていますが、その庭にある一本の梅の木だけは
 春先には花を咲かせ、そして実をつけます。
 その梅の実が黄色に熟しポトポトと落ちています。よく見ると生い茂った草の中
 あちこちに確認できます。
 黄色を過ぎて橙色になり、ちょうど杏に似ています。
 最早半分黒ずんで朽ちかけているのもあります。
 その一角だけ、梅の実の熟れた、すがすがしい甘さの何とも言えない芳香が漂って
 いるのです。

 「採る人もなく地に還る実梅かな」   脩巳

 この梅の木の実はもぎ採られることもなく、毎年こうして地面に落ちて朽ちて
 いくのです。

 生垣のすき間から体を割り込ませて、まだ落ちて間もないとおぼしき実を3つ4つ
 片手にしてその場を離れ、歩きながらシャツの裾でひとつ拭いて頬張ってみました。
 知る限りでは、青梅は口にしてはいけないということ。
 子供の頃を懐かしんで熟した実を口に入れて、うーん…。
 ちょっと肩透かし。こんな味だったかなぁと。
 あの香りとは裏腹に期待は叶わずでした。

 さて、ただいま新作に取りかかっております。
 テーマはずばり「サクラ」です。今回は少し大きめ。
 私の作品の一連のテーマ、「色」にちなんで白とピンク。

 久しぶりに人形の頭部を型取りしようと、まず、油土による成形からスタートです。
 少しだけ写真でご紹介しましょう。

IMGP0358new.jpg①  IMGP0365new.jpg

 ①まず、大まかに頭部を形作ります。細部にはこだわりません。

 ②後側。耳は大きくします。

 IMGP0370.jpg③  IMGP0371.jpg

 ③石膏で型取りしやすいように、頭部前面と後面に切断します。

 ④③の各々に石膏をかけて固まるのを待ちます。

 IMGP0372.jpg

 ⑤油土を取り出し、余分な石膏を取り除いて完成。

 頭部からあごまでは約14センチ大です。
 石膏の型取りは、皆様も小中学生の美術の時間に経験があろうかと思います。
 図画、工作が好きだった方も、そうでなかった方も、懐かしく思い出してみて
 ください。

 では今回はこれにて。続きは次回。
 皆様からのご感想などお待ちしております。

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プロフィール

yosouemon

Author:yosouemon
新潟県生まれ
人形作家/画家
東京芸大日本画科卒
与左右衛門(よそうえもん)は
生家の屋号
本名 庭野脩身

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