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春爛漫!

 春爛漫の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 「さくら祭人形展」も盛会の内に無事終了しました。
 会場が吉祥寺という、東京駅から武蔵野へ下る交通事情にも関わらず
 千葉県、神奈川県からも多くの方々にお越しいただきました。
 ここに改めて御礼を申し上げます。

 連日、吉祥寺まで2時間のちょっとした小旅行。
 お陰様で1週間暖かな良いお天気に恵まれました。
 ある日の車内で、向かいに母親と一緒に腰掛けた小さな女の子が歌を口ずさみ、
 果たして何の歌かはわからなかったのですが、その微笑ましい光景に
 4人掛けの席が寸時和やかな空気に包まれました。
 うとうとと、程よい眠気にまさに子守歌…

 「幼な子の歌う車内や春うらら」  脩巳

 さて、会場風景と、与左右衛門の展示の様子を写真でご紹介しましょう。

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  入口より見る

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  ガラス張り通路より

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  中央半円テーブル上

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  与左右衛門コーナー その1 柱に「祈り」
 
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  その2 中ほどに「カッパの花嫁」

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  その3 にぎにぎしく

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  その4 新作「金魚姫」

 次に、今回初めて「カッパの花嫁」を出品しましたので、その事について少し
 触れてみたいと思います。

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  カッパの花嫁。鯉を抱えて嫁入り。背中には甲羅。

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  お皿とティアラをのせた頭部。

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  日本刺繍の鯉と木目込み技法の鯉。

 着衣は、タコ糸(太)を染め、巻き付けてからメディウムでコーティングし、
 水に濡れた感じを工夫。長手袋は水金箔。ドレスにビーズ使用など。
 この人形は、今から24年ほど前、私の人形が現在の作風になって初めての
 作品です。
 それまでは、和紙や粘土のみで造っていましたが、この人形から様々な素材を
 用いるようになりました。
 私の人形作品の特色のひとつであるつまみ細工を除けば、およそ全ての技法を
 駆使しております。
 ボディは石粉粘土(文字通り石の粉末を粘土にしたもので、乾燥後は堅固で
 軽量化し、しかも彫刻や研磨がしやすい)、そして日本画の顔料、やアクリル系
 メディウム、布の木目込み、日本刺繍など…

 これまでの個展やグループ展に出品したことがなく、今回初めての試みでした。
 ご覧いただいた皆様から「面白い」という反響をたくさんいただき、嬉しい
 限りです。
 作品にはまだまだ未熟なところが多々ありますが、当時は寝食を忘れ制作に
 没頭したことが、今となっては懐かしい思いでです。

 「さくら祭人形展」はあっという間の1週間でした。

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 例年ゆっくり眺めていた近場の山桜も散ってしまい、見上げれば山あいには
 若葉にならんとする桜の枝が風にそよぐばかり。

 「見る人もなく散りにけり山桜」  脩巳
 
 桜前線はまもなく北海道へ到達ですね。
 ゴールデンウイークの計画は立てられたでしょうか。
 与左右衛門は6月の「21世紀アート・ボーダレス展」(上野の東京都美術館)
 への出品作品の制作に勤しむ、楽しいワクワクのゴールデンウイークの予定です。
 そうです。いよいよ「サクラ」の登場と相成ります。
 乞う、ご期待!

 それでは今回はこの辺で。
 皆様のご感想を心よりお待ちしております。

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速報!さくら祭人形展

 3月25日に東京で開花した桜も、早や30日には満開を報じられました。
 皆様、いかがお過ごしでしょうか。
 もう、お花見には出かけられましたか。
 さくら・サクラ・桜と心浮き立つこの季に、まさしく「さくら祭人形展」が
 差し迫って参りました。
 本日は、この展覧会について詳細をご案内いたします。

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 「さくら祭人形展」
 ・期日 2014年4月10日(木)〜15日(火)
 ・時間 12時〜18時(最終日16時まで)
 ・会場 吉祥寺第一ホテル1F ・ギャラリーK
 ・道順 JR吉祥寺駅北口に出て、サンロードアーケードに入り、
     最初の信号を左へ、突当りの信号を渡って右側。徒歩5分
 ・電話 0422-21-2350
 ・出展作家 ご案内はがきの通り8名による人形展です。
       皆さんキャリアの長い作家の方々で、各地で個展や企画展を
       多数開催しています。

 人形作品と一口で言っても、表現の違いは元より素材へのこだわりも
 各作家様々です。
 個性的な作風が一堂に会して、皆様にはきっとご堪能いただけることでしょう。

 さて、私、与左右衛門は大小の作品合わせて30点ほど出品予定です。
 今年の年賀状に使用した作品「祈り」は、2012年にニューヨークのアート
 エキスポに出品した作品で、帰国後、東京駅丸善ギャラリーでお披露目
 しましたが、その時ご覧いただけなかった方々からの声が多く、そのご期待に
 添うべく今回出品致します。

 そして、今回の出品作品のなかでもとりわけ…

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 制作の途中です。

 この新作。前回のブログで制作の始まりの写真を紹介しましたが、今展では
 全部で5体出品します。
 もちろん、この写真は完成直前の状態ですが、果たしてサクラをまとったこの
 愛し子がどのように変身するのか、また他の4体は…。
 乞うご期待。展覧会場でのお楽しみといたしましょう。

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 ウグイスの集まる竹林

 さて、こちらの里山では、日に日にウグイスが歌の調子を上げてきて、
 朝に午後に美声を張り上げております。
 朝日が射す頃になると、あちこちで呼応するかのように、時にはけたたましい
 くらい激しく歌い競います。
 昼間は暫し喉を休め、午後3時を回ると、今度は不思議と落ち着いたしっとりと
 した歌声を優雅に奏でるのです。

 「ウグイスはヨキコトアリと歌いけり」  脩巳

 知らずしらず微笑んでしまうほどハッピーな気分になるのは、私だけではない
 でしょうね。
 澄んだ美しい音色でメゾソプラノ風に艶っぽく歌うと、えも言われず素敵で、
 思わずブラヴォー!

 というわけで今日はこれまで。

 4月10日からの「サクラ人形展」、皆様のご来場を心よりお待ちしております。
 私は、会期中は連日会場にいますので、皆様とお会いできるのを楽しみにして
 おります。
 東京で一番住んでみたい街アンケートでNO.1に輝いたという?吉祥寺。
 にぎやかで活気のある街に、散策がてらぜひお越しください。

 では、また次回。皆様からのご感想お待ちしております。

プロフィール

yosouemon

Author:yosouemon
新潟県生まれ
人形作家/画家
東京芸大日本画科卒
与左右衛門(よそうえもん)は
生家の屋号
本名 庭野脩身

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