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爽やかな秋の日

 皆様いかがお過ごしでしょうか。

 「首筋を今朝秋風が撫でて行き」   脩巳

 例年だと9月はお彼岸頃まで酷しい残暑が続きます。
 しかし、今年は秋の訪れがいつになく早く、とりわけ朝夕の気温は、
 ひと月先取りしたかのようです。
 涼しさというよりは肌寒さを感じることもしばしばでした。

 先日、電車の窓からこの時季特有の彼岸花が目に映ったのを思い出し、
 フンダラベンツ(マイ自転車)でふらりと出かけてみました。

 IMGP1948.jpg
 農家の休耕地に咲く彼岸花

 真っ赤に咲き燃ゆる彼岸花は、草の緑の中ではより一層その朱赤も
 際立ちます。
 遠くからでもそれと分かり、草原の中歩を進めると、近郊の農家の
 荒れ果てた休耕地の一角に咲き揃う彼岸花が目の前に迫ってきます。
 えも言われず恍惚として引き込まれそうになるのは私だけでしょうか。

 「あかあかとただ赤々と彼岸花」   脩巳

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 彼岸花の上方は電車のレール(単線区域)

 電車の線路脇にも整然と咲き並ぶ彼岸花が所々に見られます。
 近くの家の方が植えられたのでしょう。
 赤い花に加えてまだ数の少ない白い花が数本あります。

 「彼岸花電車の風に揺れて立つ」   脩巳

 IMGP1932.jpg
 銀杏の大木

 次は秋のもうひとつの風物詩、銀杏。
 写真は駅前脇の立派な銀杏の大木。
 ご覧の通り、まだ紅葉には早いのですが、その前の今の時季のお楽しみが
 次の写真です。

 IMGP1931.jpg

 うっそうとした枝葉の繁りの中に微かに小さく黄色の点々が確認できます。
 撮影の腕の拙さで写真が暗くはっきりしないのは、どうかご容赦のほど。

 この銀杏の木は雌の木ですから、近くに雄の木があるはずなのですが、
 見渡す限りでは全く見当たりません。
 毎年実をつけますから、どこからか風に乗って雄の木からお届け物がある
 のでしょう。最早神のみぞ知る神秘の世界ですね。

 この銀杏の木の下は、自転車の青空駐輪場になっていますので、車輪の側にも
 ギンナンがポタポタ落ちています。
 先日、自転車で通りかかった折、たまたまカバンに入っていたメトロ新聞を入れ物
 代わりにして、早速拾い集めた次第です。

 IMGP1933.jpg  IMGP1928.jpg
 落ちているギンナン           「収穫」ならぬ「拾穫」

 「指先を嗅ぎつつ拾う銀杏の実」   脩巳

 経験のある方はご存知と思いますが、ギンナンの外皮の匂いたるや、臭いの
 なんのって、他に例えようもありませんね。
 中には肌がかぶれてしまう人もいると聞いたことがあります。
 私はかぶれは心配無用ですが、何分にも臭いがつかないか気になり、
 一つ拾ってはついつい指を鼻先に持って行き、また拾うといった有様です。
 これぞまさしく秋の「香り」?満載の「拾穫」でした。

 さてさて、今回は9月17日から30日までの期間、日本橋三越
 「アニマルパーク展」に出品した「天馬」の制作進行を前回から引き続き
 ご紹介しましょう。

 IMGP1829.jpg① IMGP1840.jpg
 ①白く着色したまつ毛と眼球
  眼球は純金箔を貼り、エメラルドグリーンとブルーで瞳を描き入れる。
 ②目を入れ、透明樹脂を数回重ねる。次にまつ毛を付けアイラインを描く。

 IMGP1839.jpg③ IMGP1835.jpg
 ③両眼完成、白いまつ毛の効果。
 ④頭部と手のバランスを見る。これは阿波踊り?

 IMGP1856.jpg⑤ IMGP1818.jpg
 ⑤両手の完成。爪はネイルアート用のつけ爪を加工し、マニュキュア仕上げ。
  手首のフリルと巻き布は絹地使用。
 ⑥卵殻らでん式仕上げ。
  ピンセットと千枚通しでひとかけらずつ、接着剤で貼ってゆく忍耐作業。

 IMGP1862.jpg⑦ IMGP1844.jpg
 ⑦首回りと両腕回りの作業完了。
 透明樹脂を数回塗り重ね、固定して重厚感を出す。
 金水引のふち取り。
 ⑧つまみ細工によるたて髪の表現(絹地)

 IMGP1848.jpg
 ⑨頭部完成。(たて髪に装飾) 耳内部は有毛布を染めて貼り込む。

 IMGP1882.jpg⑩ IMGP1875.jpg
 ⑩完成。唇を描き微笑を。
 ⑪角度を変えて。この角度からは微笑んでいるのがよくわかる。
  鼻先ピアスはエメラルド。首回りには金糸帯〆を使用。丸い首飾りは純金箔。

 IMGP1870.jpg
 ⑫立て掛けて斜めから。

 IMGP1872.jpg
 ⑬正面。アクリルケースに入ります。

 以上が「天馬」制作の流れです。
 ちなみに、この「天馬」は馬頭観音のイメージです。
 馬頭観音は、一説によれば人間の憤怒を鎮めるとか。
 また、馬の守護神でもあります。

 次に今回新しく仲間入りしたキンネコをご紹介。

 IMGP1890.jpg
 あたちゃん

 IMGP1913.jpg
 千寿ちゃん

 IMGP1910.jpg
 2匹一緒に

 以上、今回はこれまで。皆様からのご感想お待ちしております。
 季節の変わり目、どうぞご自愛ください。
 ではまた次回をお楽しみに。

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プロフィール

yosouemon

Author:yosouemon
新潟県生まれ
人形作家/画家
東京芸大日本画科卒
与左右衛門(よそうえもん)は
生家の屋号
本名 庭野脩身

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