FC2ブログ

晩夏から初秋へ

 皆様いかがお過ごしでしょうか。
 熱中症対策に四苦八苦した猛暑続きのこの夏も、気が付けば終わりを迎え
 ようとしております。
 こちらの里山では、朝晩の涼しい風に乗って心地よい虫達の声のおもてなしが
 始まりました。
 去りゆく夏と迎える秋が重なり合うこの時季は、気だるさの中にもホッと一息
 つける安堵感を覚えます。
 そんな中、先ずは夏の終わりのワンショットから。

 IMGP3073.jpg
 ??鮮やかな色彩。

 なかなかお目にかかれないものではないでしょうか。
 これは、熟れ過ぎて弾けてしまったゴーヤのオレンジ色の果肉と、その
 まっ赤な種です。
 正確には種を包む袋のような赤い種皮ですね。
 ゴーヤの栽培経験者はご存知でしょう。
 葉陰に隠れて収穫し損ねたゴーヤ。
 確かに葉の緑色の保護色と化した実は、うっかり見落とすと黄に色付くまで
 見つけられることなく、やがてオレンジ色に染まります。
 自ずと割れてまっ赤な種が覗いているのを見つけたときは、一瞬ドキッとする
 妖しさを覚えるほどです。
 食するゴーヤの苦味はすっかり消え失せて、後に残るは種皮の赤い部分の
 甘さ。
 そう、甘いのです。
 それはちょうど和三盆糖を彷彿とさせる、実に上品な程良い甘さです。

 「苦瓜の変幻自在種甘し」   脩巳

 「ゴーヤーのマジック種は甘くなり」   脩巳

 青いゴーヤの苦味とは裏腹に、オレンジ色に熟れたゴーヤの種の甘い袋を
 口にすると、自然の神の成せる業に畏敬の念を抱かずにはおられません。

 IMGP3098.jpg
 青ゴーヤ

 そして上の写真が青いゴーヤ。
 繁った葉の間にこっそり隠れているみたいですよね。

 さて、さて、お待たせ致しました
 制作の進行状況の紹介へ参りましょう。

 IMGP3070.jpg
 妖精の体の各パーツの制作。様子を見てみる。

 IMGP3094.jpg
 脚と足、腕と手の接合、大体の肉付け。

 IMGP3096.jpg

 IMGP3097.jpg
 乾燥後の仮組立て。イメージとの確認。バランスを見る。

 猛暑続きのせいにして、制作意欲も減退気味。
 遅々として進まずと言ったところでしょうか。
 ここから具体的に各々のパーツの仕上げに向かい、いよいよ全体への制作に
 取り掛かります。

 ここで、同時に制作進行している我が愛しのキンネコ達の新メンバーを、
 ちょっとだけご紹介。

 IMGP3106.jpg
 コキンネコ。仰向け。

 IMGP3111.jpg
 黒キンネコ。ふてぶてしく。

 IMGP3101.jpg
 キンネコ。三毛招き。

 締めくくりにとても貴重な昆虫のショットをどうぞ。

 IMGP3089.jpg
 体長6〜7cm。

 最近では滅多にお目にかかれなくなった蜻蛉、「ハグロトンボ」です。
 光沢のあるしっとりとした玉虫色の体躯に綺麗な黒い羽。
 ある朝、玄関先に飛来していたので、急ぎカメラを持ち出して撮影開始。
 できるだけ近くから撮りたいので、ソーッと忍び足。
 すると、ヒラリと1メートル程逃げては留まり…
 近づいては、ヒラリ、近づいては、ヒラリ…中々思うようにはいきません。
 少し望遠にして物陰からようやくパチリ。
 羽を広げた姿をお見せ叶わず残念です。
 このトンボは他のトンボと異なり、スイスイと飛ばず、ヒラヒラと蝶が舞うように、
 しかも、1回の飛距離がわずか1〜2メートル位です。
 まるで、こちらを揶揄するかの様で、ついつい振り回された挙句、気が付けば
 虜になっています。
 何と言っても玉虫色とまっ黒な羽の神秘的な装い。まるで、優雅に舞う宝石。

 「ヒラヒラとハグロトンボの舞に酔う」   脩巳

 「舞う羽やハグロトンボの妖しけり」   脩巳

 今回はこれにて一件落着。
 目には明らかに見えねども…秋の足音は確実に近付いております。
 どうぞ、穏やかな夏の終わりでありますように。
 では、また次回。

スポンサーサイト



プロフィール

yosouemon

Author:yosouemon
新潟県生まれ
人形作家/画家
東京芸大日本画科卒
与左右衛門(よそうえもん)は
生家の屋号
本名 庭野脩身

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR