FC2ブログ

稲刈りのまっ最中!

 こちらの里山では今まさに実りの秋の象徴、農家の稲刈りのまっ最中です。
 皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 IMGP3205.jpg
 稲刈りの様子

 写真は、コンバインによる稲刈りです。
 こちらの里山もご多分にもれず農家の田植え、稲刈りは機械化が進み、
 今では高齢化農家は稲作一連の作業を「業者」に委託している状況です。
 昔の様に人間が腰を曲げ鎌で稲を刈り取る光景は、すっかり消えてしまい
 ました。
 写真の様にコンバインで刈り取られた稲は、稲籾は袋に詰められ、稲ワラは
 細かく刻まれてそのまま田んぼにバラまかれ、次期肥料や土壌作りとして
 使われる様です。
 人力はコンバイン運転と籾袋を車に運ぶだけ。
 籾は作業場で乾燥機にかけられ、その後脱穀、そして玄米となって出荷されます。

 そんな中、先頃、懐かしく珍しい光景に出逢いました。
 農家の皆さん一家総出で稲刈り作業の様子。
 こちらはコンバインではなく稲刈り機による刈り取りでしたが、その後の作業が
 次の写真です。

 IMGP3182.jpg
 稲束を天日干しに。

 最近では滅多に見られなくなった稲束の天日干しです。
 ちょっとおじゃまして天日干しのことを伺うと、こちらでは「オダ掛け」とのこと。
 「オダ」の語源は判明せず。
 ただ、農家の方がおっしゃるには、椎茸栽培の木など、向かい合わせ交互に
 斜めに掛けて組み合わせる「ホダ」に似ているので、そこから「オダ」と訛った
 のではないかと言うことでした。

 「刈り取りし稲は実りの香を放つ」   脩巳

 そう言えば我が故郷越後では、稲刈りが近付くと「はぜ」とか「はって」と言う、
 稲束を天日干しして自然乾燥させる備えを拵えたものでした。
 山間部では、農道の端に植えられ成長した杉の木を利用して、長い梯子が届く
 辺りまで、まず、木と木の間に縄を張り渡します。
 横長に張られた幾本もの縄に今度は縦に縄を交差して組み、50〜60センチの
 矩形を幾段にも作ります。
 遠くから見ると、まるで大きなネットを張ったかの様です。
 その矩形の大きさは、「はぜ」の下段から上段に向けて順次稲束を重ね掛け
 した時、下段の稲束の穂が上段の稲束に隠れず、均等に天日や風を浴びる様
 計算され仕掛けられた大きさなのです。

 さて、再びこちらの里山へ。

 IMGP3195.jpg
 「オダ掛け」数日後。

 写真は、中央にまだ田に残された刈り取り前の稲が見えます。
 一番手前の「オダ」の稲は、かなり乾燥が進み、中央の「オダ」は稲わらの色から
 掛けて間もないものだと判ります。

 「稲束の干されし後の香りかな」   脩巳

 「オダ掛け」された稲は、全てご自宅用の食糧米になるとのこと。
 やはり、生籾のまま乾燥機にかけたものよりは美味しいお米になるであろう
 ことは言わずもがなでしょう。

 さて、お待たせしました。作品制作通信と参りましょう。
 今回は、これまでご紹介しなかった「キンネコ・コキンネコ」の制作手順を見て
 頂きましょう。
 我が愛しのキンネコ達もお招きの機会に恵まれて喜んでおります。
 新メンバー紹介もご一緒にどうぞ。

 <キンネコ制作の流れ>

 DSC_0010.jpg1  DSC_0013.jpg
 1.石粉粘土で形作り、乾燥後彫塑する。ボディの中は空洞。
 2.サンドペーパーで研磨する。

 DSC_0021.jpg3  DSC_0027.jpg
 3.頭には数回顔料を吹き付けなめらかに。ボディは布を貼り込む為に
   薄和紙を貼る。 
 4.布(正絹、帯地など)を貼り込む。寒梅粉を溶き、のりとして使用。

 DSC_0029.jpg5  DSC_0031.jpg
 5.胸からお腹にかけてと耳の内側には、染めた毛羽布を貼り込む。
 6.尾ヒレ、背ビレ、腹ビレ。針金で芯を作り表裏に薄い正絹等、貼り合わせる。

 DSC_0039.jpg7  DSC_0046.jpg
 7.アクリル顔料で目や手、顔の模様などを描き入れる。
 8.この後、目の輝きを加える作業をする。

 DSC_0060.jpg9  DSC_0062.jpg10
 9.尾ヒレを作る。(背ビレ、腹ビレ)
 10.尾ヒレの取り付け。
 
DSC_0063.jpg11  DSC_0071.jpg12
 11.腹ビレの取り付け。            
 12.手を取り付け、ヒゲ、眉毛を植え、最後に台に取り付ける為のアクリル棒を
    差し込む。

 DSC_0074.jpg13  DSC_0272.jpg14

 DSC_0273.jpg15  DSC_0271.jpg16
 13.台に取り付け、ヒゲ、眉毛を切り整え、ヒレの形を作り完成。  
 14〜16.キンネコとコキンネコ

 DSC_0077.jpg17
 17.キンネコ、コキンネコ。にぎにぎしく勢揃い。

 <新メンバーの紹介>

 DSC_0132.jpg1    DSC_0140.jpg
 1.月夜の青いスコティッシュフォールド。
 2.見返り美キンネコ。

 DSC_0204.jpg3    DSC_0153.jpg
 3.舌をしまい忘れた招きキンネコ。
 4.アッカンベーか?お茶目キンネコ。
 
 DSC_0146.jpg5    DSC_0263.jpg
 5.太陽の使者、ソーラーキンネコ。
 6.甘え上手なコキンネコ。
 
DSC_0213.jpg7  DSC_0164.jpg
 7.夢見るコキンネコ。
 8.何か言いたげ、コキンネコ。

 DSC_0222.jpg9      DSC_0265.jpg10
 9.はてどなた?コキンネコ。
 10.決めポーズは歌舞伎調、コキンネコ。

 いかがでしたか。
 締めくくりに、我が愛しのキンネコ達の出張のお知らせを。

 「アクセサリーとネコ展」(仮称)
 ・場所  千葉三越 1階フロアー
 ・会期  2015年10月7日(水)〜10月13日(火)
       10時〜19時(最終日も同じ)

 今回はショーケースの中の展示の予定で、6〜7匹のおよばれです。
 近くにお出かけの機会がございましたらぜひご覧下さい。
 どうぞよろしくお願い致します。

 いよいよ秋もたけなわ。何をするにも気持ちの良い爽やかな季節。
 どうかおだやかで平和な秋でありますよう祈るばかりです。
 皆様ご自愛下さい。
 では、また次回。

スポンサーサイト



プロフィール

yosouemon

Author:yosouemon
新潟県生まれ
人形作家/画家
東京芸大日本画科卒
与左右衛門(よそうえもん)は
生家の屋号
本名 庭野脩身

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR