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小春・小春日・小春日和

 早いもので暦の上では立冬を迎えました。
 身も心もほっこりする小春日和の中、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 この日和、思ったより日数が少なく、気付けばいつのまにか初冬の寒さが
 忍び寄って来ていると言った具合ですね。

 「各駅に乗り換え帰る小春かな」  脩巳

 小春日和の気持ちの良い一日。
 いつもの快速電車を各駅停車に乗り換えて、ゆったりのんびりと帰路に
 就きます。
 こんな日は車内の時間までが止まってしまうかのようです。

 「小春日や時計の針をしばし止め」  脩巳

 何気なく向かいの座席に目をやるとご高齢とおぼしきご婦人。
 やおら小さな手鏡を取り出して身だしなみでしょうか。

 「老いてなお紅さす小春日和かな」  脩巳

 …てな訳で小春日和についついほだされて、

 「小春日やひとつ手前の駅に降り」  脩巳

 このくらいにしておきます。

 さて、本日は初冬の風物詩、「柚子」のワンショットから。

 IMGP3509.jpg
 大きな柚子の木とみかんの木

 道すがらふと見上げた先の屋根の向こう、黄色の柚子が枝いっぱいに
 実っています。
 ご覧の通りかなり大きな柚子の木です。青い家を挟んで手前はみかんの木。
 柚子やみかんが色付いて来ると、いよいよ冬への入口を実感しますね。
 この家の屋根は壊れかけていて、どうやら誰も住んでいない様です。

 「採る人も無く裏庭の柚子たわわ」  脩巳

 夏の間は緑一色で実が付いているのか見分けがつかないのに、色付いて
 来ると遠目にも柚子だとわかります。

 「黄の冴えて柚子は居場所を知らせけり」  脩巳

 お待たせしました。制作の紹介へ参りましょう。
 今回は新作スタートのものから。

 IMGP3482.jpg
 雛人形の頭

 IMGP3480.jpg
 胴体の制作

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 一回目の研磨

 このお雛様は、私の姪の長女の為に制作しています。
 これから、胡粉の地塗り、頭のつくり、彩色、着付け、冠、屏風、台…と
 仕上げまで時間がかかります。

 これと並行して制作スタートしたのは、12月の日本橋三越「干支展」
 (詳細は後述)出品用の来年の干支「申」です。

 IMGP3483.jpg
 型取りから成形途中

 IMGP3550.jpg
 乾燥後の研磨

 IMGP3552.jpg
 一回目の研磨

 さて、これからどうなりますか、次回のブログをお楽しみに。

 次に、「ボーダレス展2015」(東京都美術館・ギャラリーA、
 10月30日~11月6日)のご報告。

 IMGP3536.jpg
 会場入り口

 IMGP3532.jpg
 私の展示作品「羊神」 (70×42×32センチ)

 今年も多くの方々のご来場を頂きました。ありがとうございました。
 更に2016年度展へ向けて制作を進めたいと思います。

 そして、12月の作品展のお知らせです。

 ・「干支の彫刻作品によるハッピーニューイヤー展」
 ・12月16日(水)〜28日(月) 
  10:00〜19:00(最終日16:00)
 ・日本橋三越本店6階アートスクエアー

 締めくくりに養老渓谷の紅葉を1枚。
 と言っても数年前に出かけた際の青空に真っ赤な紅葉のイメージを手がけた
 色紙作品です。

 IMGP3542.jpg

 今回はこれまで。季節は間もなく冬本番へと向かいます。
 冒頭でも述べましたが、短い小春日和のひとときをつかの間楽しむのも一興かと。
 皆様ご自愛下さい。では、また次回。

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プロフィール

yosouemon

Author:yosouemon
新潟県生まれ
人形作家/画家
東京芸大日本画科卒
与左右衛門(よそうえもん)は
生家の屋号
本名 庭野脩身

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