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真夏の夜の…

 例年になく、遅い梅雨明けの関東地方でした。
 8月の初めもゲリラ豪雨の襲来があり、空梅雨気味だった今季を一気に
 覆すような雨量を観測しました。
 そして、ようやく夏本番を迎えております。

 皆様、いかがお過ごしでしょうか。熱中症対策は万全でしょうか。
 さて、本日は2枚のショットからご覧いただきましょう。

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 開いた花と萎んだ花。

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 葉の上に大蜘蛛が。

 季はまさに今、真夏。時刻は深夜。暗闇でのフラッシュ撮影です。
 レースをまとったような白い花。
 この花をご存知でしょうか?
 夕方くらいから花開きますが、次の日の昼間にはすっかり萎んでしまって
 います。
 一日花ならぬ一夜花ですね。
 上の写真。
 左の萎んだ花の長い首のつけ根は、すでに楕円形の小さな球体を
 形成し始めています。
 これはカラスウリの花です。
 花びらの廻りの白いレースは、夜風に微かに蠢くようにも見えて、
 生き物の様な何とも不思議な表情を見せてくれます。
 と、下の写真をご覧いただくと、偶然にも葉の上に一匹の大きな蜘蛛が。
 葉の下の花は蜘蛛を恐れて身を隠しているのか、はたまた葉影から蜘蛛を
 ねらっているのか…
 ひょっとしたら白い花は、大きな蜘蛛をレースの網ですっぽりと捕獲して
 呑み込んでしまうのかもしれません。
 こんな風に思いを廻らすと怪談話にもひけを取らない一服の「涼」として
 「夏の夜の夢」の新たな場面が生まれて参ります。
 秋に”まっ赤”に色付くカラスウリ。実は夏の夜な夜なに様々な虫達を
 呑み込んでいるのでしょうか…

 「妖しきは闇夜のカラスウリの花」  脩巳

 さてさて、楽しい夢物語はこのくらいにして、制作状況の進行に参りましょう。
 今回は、後ほど詳細をお知らせしますが、8月下旬の展覧会への出品作品
 制作です。
 6月の早稲田スコットホールでのシェイクスピ展出品作
 「月光の森」(妖精パック)の ミニチュア版へのチャレンジです。
 今回、作品形式は屏風ではなく衝立です。
 
 IMGP4652.jpg  IMGP4663.jpg
 衝立板の表の和紙貼り込み。      同様に裏に染和紙の貼り込み。
 50×41センチ大、厚さは2センチ。

 IMGP4682.jpg  IMGP4679.jpg
 パックの頭の制作。          各パーツ

 IMGP4681.jpg  IMGP4682.jpg
 イメージの形にして様子をみる。    頭の研磨。(同様に各パーツも)

 IMGP4685.jpg  IMGP4709.jpg
 研磨終了。              接合成形の後、着色(吹き付け)。

 今回の制作紹介はここまで。

 次に先述の展覧会のご案内です。

 20160807EPSON001.jpg
 20160807EPSON002.jpg

 今年のボーダレス展には、制作中の「月光の森」衝立作品の他、2012年
 米国 ニューヨークでのアートエキスポ出品作「満月」(上記左から2番目)、
 キンネコ・コキンネコの新作、その他これまでの作品の中からも出品を予定
 しております。
 また、ご来場賜りました際、会場不在の折にはどうぞご容赦ください。
 よろしくお願い致します。

 締めくくりに一枚。

 IMGP4725.jpg
 出揃った稲穂。

 「垂れ初めし稲の穂風と戯れし」  脩巳

 冒頭で夏本番と謳ったばかりでしたが、自然の営みにはすでに秋の気配が…
 暦の上では立秋ですが、暑さはまだまだこれから続きます。
 皆様どうかご自愛ください。では、また次回に。

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プロフィール

yosouemon

Author:yosouemon
新潟県生まれ
人形作家/画家
東京芸大日本画科卒
与左右衛門(よそうえもん)は
生家の屋号
本名 庭野脩身

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