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野積み

 本日開始のショット2枚は、生産地ならではの晩秋の光景からどうぞ。

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 手前と中央のグリーンは人参畑

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 一見枯草の積み重ね?

 実は収穫した落花生の「野積み」です。
 秋を迎え畑の土から引き抜いた落花生。
 土を落として茎ごと積み重ね雨除けのビニールシートをかけてあります。
 シートの四角には抑えのおもりが結んであります。
 陽に当て風を通して乾燥させます。
 以前はビニールシートではなく藁を被せていました。
 今では昔ながらの風情には欠けますが、青いビニールシートは写真の様に
 カラフルでさながら現代アートですね。
 ほどなく野積みは解かれて、落花生の莢は焙られ人間様の口へと運命を辿る
 ことになりましょう。
 今少しの間、落花生にも安らぎのひとときを。

 「野に積まれ暫し眠れよ落花生」  脩巳

 さて、お待たせ致しました。制作状況へ参りましょう。

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 爪をつくる。ネイル用の爪を削り形作る。
 マニキュアを施す。

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 背景の描画開始(墨) 180×90センチ大
 部分(薄墨描画)

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 大小の花びらを描く
 墨の描画の上に花びらを入れた背景全体

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 背景の部分拡大
 背景の和紙をパネルからはがし、裏打してタペストリー式に。

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 人形を拡大したところ
 顔アップ。目のコーティングとアイライン、目尻の紅差し。

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 完成

 この作品名は、「ねがはくは」です。
 西行法師の和歌
 「ねがはくは はなのもとにてはるしなむ そのきさらぎの もちづきのころ」
 をヒントに制作した作品です。
 第34回ニュークリエイティブ展(現代手工芸作家協会主催・東京都美術館・
 11月1日~8日)招待作品です。

 締めくくりに、前回のブログでご紹介した古代米で作られた神社の七五三縄に
 ついて補足を一言。
 世話人のお話では、古代米はその丈が現代の稲作の藁よりも倍以上長いので、
 七五三縄を編みやすいそうです。
 そのため、丈高く成長する古代米にこだわって作り続けているとのことでした。

 以上、今回はここまで。
 朝晩めっきり冷え込んで来ましたが、日中は例年よりも暖かな日々が続いて
 おります。とは言え季節の変わり目、皆様どうかご自愛ください。
 では、また、次回。

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プロフィール

yosouemon

Author:yosouemon
新潟県生まれ
人形作家/画家
東京芸大日本画科卒
与左右衛門(よそうえもん)は
生家の屋号
本名 庭野脩身

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