FC2ブログ

夜の秋

 「夜の秋」は、辞書に依れば〈晩夏の候に夜だけ秋めいた気配のあること〉とあり、
 俳句の夏の季語です。
 こちらの里山では日中はまだまだ残暑に見舞われていますが、夜には草むらの
 虫達が秋を奏で始めました。
 「夜の秋」の頃よりも秋の気配が進んでおります。
 夏の疲れの倦怠感が眠気を誘って、いやはや何とも言えずついつい…

 「とろとろととりとめもなし夜の秋」  脩巳

 皆様いかがお過ごしでしょうか。
 今回はとても珍しく且つ大変貴重な建築物に関するショットから始めましょう。

 IMGP7253.jpg
 工務店内で

 IMGP7258.jpg
 立派な梁

 近くの叶屋工務店さんの作業場の様子です。
 最近ではあまり目にすることが無くなりましたが大掛かりな日本建築の屋根に
 近い梁と柱。その仮組み立ての様子。
 1枚目の写真。
 右上の材木に棟梁が上がっていますので、大体の大きさが想像できるかと
 思います。
 写真2枚目。
 中央左は、ヒノキの根曲がりの部分がそのまま自然な形で使われている梁。
 このヒノキの梁の材木は、棟梁自らが3月に山に入り選び抜いた代物とのこと。
 樹齢60~70年は優に経ているそうです。
 ともあれ材木を作業場で加工し、一度仮組み立ての後再び取り外して
 建築現場へと運び出すとのことで、9月中にはその予定と伺いました。
 こうした大木を使っての建物は近頃では中々お目にかかることがなかろうかと
 思います。
 材木の調達もさることながら、かなりの資金も必要でしょうね。

 「幾年の桧ぞ梁となる夏の朝」  脩巳

 「桧の梁や棟梁笑顔に汗光る」  脩巳
 
              ※桧(ヒ)=檜(ヒノキ)

 さて、お待たせしました。制作近況へ参りましょう。
 11月東京都美術館への出品作品制作続行です。

 IMGP7284.jpg  IMGP7287.jpg
 衣の肉付け              顔の仮取り付け

 IMGP7291.jpg  IMGP7271.jpg
 顔のまわりの衣を           肉付け終了。正面

 IMGP7273.jpg  IMGP7277.jpg
 衣背面                研磨開始

 IMGP7302.jpg  IMGP7304.jpg
 研磨終了             顔にも膠液
 胡粉を塗るために膠駅を塗る。

 IMGP7320.jpg
 胡粉を塗る(数回)

 以上、制作はここまで。

 次に、先頃の「2019ボーダレス展」のご報告です。

 IMGP7268.jpg
 会場での展示作品

 8月14日~21日の期間中には、上野公園の東京都美術館へたくさんの
 方々にご来場頂き、盛会の内に終了致しました。
 ありがとうございました。

 締めくくりにカマキリを題材にした色紙絵をどうぞ。

 IMGP7307.jpg

 IMGP7313.jpg

 以上、今回はこれまで。
 暑さ寒さも彼岸までと言われております。季節の変わり目でもありますね。
 皆様、体調管理の上、どうぞご自愛ください。

 では、また次回。

スポンサーサイト



プロフィール

yosouemon

Author:yosouemon
新潟県生まれ
人形作家/画家
東京芸大日本画科卒
与左右衛門(よそうえもん)は
生家の屋号
本名 庭野脩身

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR